カテゴリー「旅行◆バリ島~初めての子連れ海外旅行」の9件の記事

バリ島~5日目

2005年 2月7日(月)

旅の最終日。

【テンパサール(バリ)→グアム】

前日の夜10時50分にバリ島を後にしてから経由地のグアムに朝6時に到着するまでの間、さち坊はとうとう一度も目を開けることなく眠り続けた。
事前予約のおかげで、座席は最前列の3シートを3人でゆったりと使わせてもらえたので、私も一緒に眠ることができた。

大変だったのはグアムに到着してから。

テロの関係なのか、乗換えに時間がかかった。
眠ってしまっているさち坊をおぶって荷物検査を受けようとしたら、さち坊をおろせという。仕方なく背中からおろしたら、さち坊は目を覚ましてしまい、びっくりして泣き出しかわいそう・・・周りにいた人たちも皆声をそろえてかわいそうだと抗議(日本語で・・・)してくれた。もちろんアメリカ人に通じるはずはないが。
しかも、搭乗者名簿のチェックは紙に書いてあるリストから係員が探し出して手作業で行っているのでものすごく時間がかかる。これにはびっくり。これが先進国アメリカ?確かに以前アメリカ本土で乗換えをした時にもものすごく手際が悪く、「必ず係員の手続きを自分で確認して間違いがないかしっかり見るように」とガイドに念押しされたことがある。

2時間もあったはずなのに、ぎりぎりの乗換えとなった。
ただ、空港のすぐ傍は海!窓から差し込む朝日がとてもきれいだったのがせめてもの慰め。

【グアム→地方空港】

再び飛行機へ。
またしても最前列の3シートを家族で占領。
さち坊はまたねんね。

お腹も空いたし、お楽しみ朝食の機内食。
と思ったらさち坊が目を覚ました。
大人の食事を狙って手を出して大変!もらえないとわかると、パンをちぎってはなげ大暴れ!
ベビーフードには見向きもせずおっぱい飲んでまたねね。
そのまま帰国するまで起きることはなかった。(ホッ)

おかげで私たちもぐっすり眠ることができた。

気が付いたときには日本に到着。

【空港→自宅】

出国ゲートを出ると急に現実の世界が広がっている。

コインロッカーからコートを取り出そうとしたら「100円玉専用」とあり両替機は「故障中」困った・・・
1500円もの100円玉を両替しなくては帰れない。仕方ないので銀行へ。
さち坊のオムツも交換しなくては。
ばたばたしていたら、空港にはもう人影はなし・・・

自家用車できてよかった!
公共の交通を利用していたら、完全に乗り遅れ。地方空港の悲しさで、到着便に合わせてしかバスが出ていないのだ。

空港から自宅まで1時間ちょっとの道のりを疲れて機嫌の悪くなったさち坊を休ませながら約3時間かけて無事帰り着くことができた。

昨夜まで暖かく快適だったのに、家の中はひんやり・・・5日も留守にしたので暖まるまでに時間がかかる。

ああ、旅が終わったんだなあとしみじみ感じた。

Imgp0828 でも、旅は終わっても、旅の楽しみはまだ残っている。

写真の整理と、旅の思い出の整理、お土産配りに、お土産話・・・
帰ってからもしばらくは旅の余韻に浸って楽しめる。

さて、次はどこに行こうかな?

なんて考えられるってことは、今回の旅のテーマ『癒し』は十分に達成されったってことだ。

ありがとう とと。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

バリ島~4日目

2005年 2月6日(日)

Imgp0809バリ島最終日の朝。
いつも通り日の出とともに目覚め、バルコニーから朝日を眺める。
これで見納めかと思うと少し寂しい。

【朝食】

ビッフェも最後かと思うとついつい食べ過ぎ。
お客は日本人が少なく、親子連れが多くて快適なホテルであった。

【プールサイド】

のんびりゆったり、何もしない贅沢を味わうため、プールサイドのビーチチェアに横たわる。
青い空と透き通る海。暖かい日差しにさわやかな風。
今日でここともお別れ、と思うと、貧乏性のママはじっとしているのがもったいなく感じられ、さち坊を誘って海岸へ。

海に入るのは怖いけど、砂浜で遊んでいる分には大丈夫なので、さち坊と二人貝殻拾い。これが結構熱中してしまう。なかなか思ったような貝殻が見つからない。さち坊は砂いじりだけでも楽しそうだ。

海岸はホテルのプライベートビーチではないので、物売りやマリンスポーツの勧誘のおじさんたちがいた。噂に聞くようなしつこい人はいなく、皆のんびりしている。話しかけられたが、「どこから来た?」「何しに来た?」等の世間話ばかりであった。

旅の間、いろいろな人にいろんな言語で話しかけられたが、不思議なことにさち坊はちっとも驚いた様子を見せなかった。子供と女は適応しやすいというのは本当のようだ。

再びプールサイドに戻ったときには二人とも砂だらけ。
シャワーで洗い流し、ランチタイム。

【昼食】

プールサイドのビーチチェアに寝転んだまま軽食。
ゴールドのブレスレットのおかげで、プール中央にあるバーで簡単に飲食できるのだ。ルームナンバーもサインも必要ない。
何のわずらわしさもなくのんびりとランチを楽しんだ。

【タラソバリ】

今回の旅の目玉はタラソテラピー(海洋療法)
いわゆるエステだ。
マッサージ、ジャグジー、パックなど12のタラソトリートメントメニューから選んだ1つと、アクアメディックプール、最後はヘルシードリンクという内容。

まずは ととから。
選んだのは
《グレートシャワー》
高圧の海水ジェットによる全身マッサージ。余分な脂肪定着を抑え、筋肉の活性化を図る。
というもの。

その間、ママとさち坊は部屋に戻ってお昼寝タイム。

予定時刻になってもととが終わらないので、さち坊はスパのお姉さんに遊んでもらいママもトライ!

選んだのは
《アロマテラピーマッサージ》
好みのオイルを選んで全身マッサージ。選んだオイルはアイランドフルーツ。
甘い香りに包まれて、全身のコリをほぐしてもらっていると気持ちよくて気を失いそう・・・心地よいけだるさが広がってくる。このまま時が止まればいいのに、なんて思ったら終了。

次はアクアメディックプール。
ミネラル豊富な海水を吸収しやすい36℃に保った温水プールだ。インストラクターの指示に従って身体の各部に圧力の違う水泡を当てながら体を動かしていく。たっぷり1時間かかる。
血液循環や発汗を促す治療的な効果があるそうだが、実感としては「・・・?」

最後のヘルシードリンクは、好きなフルーツを選ぶとその場でジューサーにかけてくれた。渇いた喉にさわやかにしみこんでいった。

ママが日常を離れ、優雅なひと時を過ごしている間、さち坊はととと一緒にプール遊びを楽しんでいたようだ。

【チェックアウト】

Imgp0822tate 部屋に戻るともう夕方。
フライト時刻が午後10時50分なので、お気に入りのラザニアをルームサービスで軽く腹ごしらえ。
部屋は午後6時まで利用できるプランだったので荷造り等ゆっくりすることができた。きたときよりもすっかり軽くなったスーツケース。
出発時刻が迫ってくるとなんだか名残惜しい。ホテルロビーで記念撮影をし最後の思い出作り。

【プラザバリ】

ツアーお決まりの免税店。1時間あまりのショッピングタイム。
お茶とケーキのサービスを受けるとほとんど買い物をする時間はなかったけど。残念なのはさち坊にバリ旅行記念の品を買ってあげられなかったこと。バティック(バリの民芸品、ろうけつ染め)のワンピースでも、と思っていたのだが他のお土産を優先して選んでいたら時間切れ。
このときは、どうせ空港で時間がいっぱいあるから大丈夫、と気にしていなかったのだが・・・

【テンパサール空港】

思ったより荷物検査に時間がかかった。
しかもさち坊がハイテンションで大変!
ぐずって泣いたかと思うと、空港中を奇声をあげて走り回り・・・見かねて(?)土産物屋のお姉さんが一緒に遊んでくれました。
2時間近く待ち時間があったはずなのにトイレに行くのがやっと。

おっぱいで眠らせようと思ったら、授乳室はただ部屋になっているだけで椅子もなくちょっと・・・困ったと思っていたら、ちょうどよく停電。その隙におっぱいタイム。ところがちっとも寝食ってくれず、最後の手段のおんぶ。
搭乗直前にようやく眠ってくれた。(ホッ)

せっかく今日一日リラックスして優雅なひと時を過ごしたはずなのに、日常の生活に戻る時間が近づくにつれいつもの疲労感が忍び寄ってきた感じ。

明日はもう日本に帰国し午後には自宅へ帰っていつもの現実世界が待っている・・・

| | コメント (0) | トラックバック (1)

バリ島~3日目

2005年 2月5日(土)

Imgp0780 旅に出ると早起きになる。
目覚ましもかけていないのに、日の出とともに起床。
残念ながら雲がでており海からの日のでは見ることができなかったが、さわやかな目覚めだ。

【朝食】

昨日と同じビッフェ。
さち坊はお気に入りとなったパンにかじりついてご機嫌。
今回のたびで唯一バリ料理を食べられたのはここだけ。ととはすっかりミーゴレン(インドネシア風焼きそば)がお気に入りに。
欲張りはママはあれもこれもちょっとずつ。

旅をしているとよくいろんな人に声をかけられる。
話しかけたくなるようような顔をしているのだろうか?といつも不思議に思う。

食事が終わると、ドイツ人夫妻に腕についているのは「本物のゴールドか?」と尋ねられた。「とても素敵だから どこで買ったか教えて欲しい」と。
さて、困った・・・
ママは英語のヒアリングはちょっとできるが会話はほとんどできない。ドイツ語は挨拶しか知らないし。
何とか単語を並べて説明(?)すると、「金ではない」ということは理解してもらえた。(ホッ)

【散歩】

まだプールサイドはもちろん海岸も人がほとんどいない。
午前中は水が冷たいからだろうか。
人影の無い海をぼんやりと眺めて過ごす。
朝の雲はすっかり姿を消し、快晴の青空が広がり日差しが眩しい。
先ほどのドイツ人夫妻に再び会い挨拶などする。

さち坊は海が怖いようだ。
ただ眺めている分にはかまわないのだが、足を入れようとしたら、半べそかいて「抱っこ」。絶対に降りようとしない。

せっかく海に来たのに滞在中1度も海水浴はできなかった。

【昼食】

午後から出かけるので、時間を気にしなくていいように、ルームサービス。
贅沢にロブスター料理。
思った以上に大きくて食べ応えがあった。味ももちろん美味しい。

【チャーター観光】

バリに来て初めての観光。
ホテルから出るのも初めて。
運転手兼ガイドは日本語の堪能な現地のお兄さん。4時間限定で自分たちの行きたいところへ案内してもらえるプランだ。

子連れなのであまり遠くには行きたくないので、ガイドのお兄さんとも相談して《タナロット寺院》へ行くことに。
車で1時間ほどの距離だ。その間幸子は車の中お昼寝。

《タナロット寺院》
Imgp0798tate よく写真で見かけるお寺だ。
ガイドブックには「神秘的なシルエットが夕日に映える世界的にも有名な海に浮かぶ名刹」と紹介されている。
満潮になると海に浮かび夕日にその姿が浮かび上がった光景がなんとも美しいという。
残念ながらさち坊を連れて夜出かけるのはまだ無理。
しかし、昼間でも十分に美しい。青い海に浮かぶ寺院は高貴な感じがする。波の音がその様子によく調和している。

観光客がやってくるのは夕方からなので、店の人たちものんびりしており、物売りに声をかけられることも無く、ゆっくりと景色を楽しむことができた。

次回また訪れる機会があるのなら、もう一度、今度は夕日に浮かぶ姿をぜひみたいと思う。

《バリコーヒー》

旅の楽しみでもあり、ちょっと苦痛でもあるのが「お土産」だ。
今回は無駄な買い物時間を使いたくないので、お土産は「バリコーヒー」と決めていた。ガイドに話すとお店を紹介してくれた。
試飲と豆の説明を日本語でしてくれたが、余計なものを勧めたりしなかったので、安心して買い物できた。

《スーパー》

ママは旅先でスーパーマーケットに行くのが大好きである。なんといっても会話しないで買い物できるし、安価で日用品から食品まで何でも手に入る。それに眺めているだけでも楽しいからだ。
今回は小さなところと大きなところとを案内してもらった。
小さなところは日本の駄菓子やのような感じ。
大きなところはショッピングセンターみたいな感じ。
オムツや離乳食などベビー用品は日本で売っているのと同じメーカーの同じ商品がたくさんあった。

まだ時間が残っているから行きたいところがあれば案内するといってくれたのだが、今回はのんびりと過ごす旅なのでホテルに戻ってもらった。

今までのママには考えられない行動だ!
旅に出ると1分1秒を惜しんで歩き回る。いや走り回る。
あれもこれも観たい!食べたい!楽しみたい!と。

でもママになってちょっと変わった。
歩く早さも時間の使い方も子供に合わせてゆっくりとできるようになった。
自分でもちょっとびっくり。

ホテルに戻りお風呂とシャワーを浴びひと休み。
(さち坊はやっぱりイヤイヤ・・・)

【夕食】

シーズンオフの旅行は人が少なくてゆっくりできるメリットがあるが、イベントが少ないデメリットもある。
旅行中、ホテルのディナーショーはずべてお休み。
楽しみにしていたバリダンスを観る事ができなかったのが心残りだ。

しかし、美味しいものはしっかり食べることができた。

今夜は海辺のレストランで夜景を眺めながらシーフードバーベキュー。
2人前頼んだらものすごい量!こんなに食べられるかしら?と思ったが、食べ始めるとあまりの美味しさに、あっという間に平らげてしまった。
さち坊もパンをおかわりして食べた。
バンド演奏も始まり、さち坊は目をまん丸。初めて生の音楽を聴いたのだ。

時間のたつのも忘れ、またまた1時間半もかけてのディナーを楽しむことができた。

心地よい疲れで、ベットに入るとそのまま朝まで気持ちよく眠りについた。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

バリ島~2日目

2005年 2月4日(金)

080tate 朝、日の出とともに目を覚ました。
昨晩は暗くてわからなかったのだが、部屋からは海が見える。
親子三人バルコニーに座り、初めて日の出を一緒に眺めた。
朝が苦手な家族の私たちは、とても感動した。
これだけでバリは最高!と思ったくらいだ。

【朝食】

レストランでビッフェ
バリは食べ物が美味しい、という記憶は間違っていなかった。
何を食べても「うまい!」
海外に乗り気ではなかったととだが、この食事ですっかり考えを改めた(?)ようだ。
さち坊が暴れては大変、と部屋でおかゆを食べさせてきた。でもそれは余計な心配だった。子供用いすを出してもらい一人前に給仕してもらったので気をよくしたのか、お利口にパンをパクパク食べて驚いた。

【散歩】

Imgp0777 あまりに早起きしてしまったので、ホテルの敷地内を散歩した。
シーズンオフなので、人影はほとんど無い。
朝日を浴びて海が光っているのがとても美しかった。
この景色をさち坊にも記憶しておいて欲しい、と思ったが彼女はバギーですやすや眠ってしまっていた。
海の音しか聞こえない。
時間も何も気にせず、ただぼんやりと海を眺める。
それだけで癒される。

【ビーチマッサージ】

今回のたびの楽しみの一つがマッサージ。
海辺のプールサイドで全身をオイルマッサージしてもらった。
ガチガチこっていた肩や、持病の腰痛に悩まされている腰。終わった後になんだか軽くなったような感じ。
マッサージ=贅沢 なんて考える貧乏主婦はシンデレラ気分。

【プール】

Imgp0776 交代してととがマッサージをしている間、さち坊と二人でプール遊び。
子供用プールは白人の親子と私たちだけ。ほとんど貸しきり。
ところが、さち坊は初めてのプールに半べそ・・・
お風呂より冷たい水が嫌のようだ。確かに午前中の水温は思ったより低くひんやりする。
でも負けず嫌いのさち坊。白人の女の子(3歳くらい?)に「ベビー」と呼ばれその子のママに「赤ちゃんだから一人で入れないのよ(英語)」なんて言われたら、意を決して(?)浮き輪にまたがりプールの中央まで行くと言う。
一度行けばもうへっちゃら。
お風呂用の座るタイプの浮き輪にちょこんと入り、ママ押してとせがんですっかり楽しそう。
ととが戻ってきたときには、得意顔で泳いでいたくらい。

【昼食】

海の見えるレストランでランチタイム。
ホテル内には数箇所のレストランがあり、腕のゴールドリングを見せればどこで何を食べてもOKだ。
残念なのはバリ料理のレストランがないことだ。
でも、ホテル グランド・ミラージュは利用者の料理の評価が非常に高いホテルなので 安心して注文できる。
サンドイッチを食べたが種類も豊富、量も十分で味もよかった。
たっぷり1時間かけてランチを楽しむことができた。
「ゆっくり食事をする」子育てママにはそれだけで贅沢だ。

【昼寝】

子連れ旅行の心配事項のひとつ。
さち坊を昼寝させられるか?
これも無駄な心配であった。
午前中たっぷり遊んださち坊は部屋でベットに横になるところりと眠ってしまった。私たちも一緒に。
3人して3時間以上も熟睡。

昼寝してしまっても家事のしわ寄せが無いなんて最高!

【お風呂】

といっても、浴槽とシャワーだけど。
やはりさち坊は泣いて大変・・・
沐浴剤を持参して正解。湯船に入れるのが精一杯。

【夕食】

ホテルで一番料理の美味しいというイタリアンレストランでコース料理のディナー!
メニューは

  • 前菜:ローストビーフ
  • メイン:白身魚
  • デザート:ティラミス
  • 飲み物:白ワイン、トロピカルジュース

さち坊はお店のお姉さんたちが相手をしてくれたので、たっぷり1時間半かけて料理を味わうことができた。評判どおりとても美味しかった。飲み物には木彫りの小鳥のピックが付いており、お土産に持ち帰ることができた。

バリでイタリアン?と思うかもしれないが、久しぶりに出会った忘れられない味となった。そして滞在中、何度もルームサービスで利用することとなった。
なかでも一番美味しかったのは「ラザニア」。最終日、出発前にもう一度食べたくらいだ。

お腹も心も満たされ、部屋に戻るとさち坊に沿い乳しながら真っ先に眠ってしまった。(記憶に無いが・・・)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

バリ島~1日目

2005年 2月3日(木)

【自宅→空港】

出発の日の朝、外は雪。
空港まで車で向かうので、念のため早めに出発・・・と思ったのだが、さち坊がいつまでたってもおきる気配なし。どうしよう まさかとは思うが、飛行機に乗り遅れ!?
仕方ないので食事も身支度も車の中。寝ているさち坊を車に積み込み定刻出発。ホッ
雪は自宅地域だけで、空港が近づくと空も青空、道路も乾いており無事時刻どおりに空港に到着。

チェックインカウンターへ直行できるツアーを選んで大正解。
コートをコインロッカーに預けたり、おむつ交換したり、自分たちのペースで動けるからだ。
しかも座席は事前予約しておいたのでぎりぎりのチェックインでも最前列。

子連れの特典として機内への搭乗も一番最初。
バギーも搭乗口まで乗ることができて助かった。

【空港→グアム(乗り換え)】

満席で相席となったが隣の若いお姉さんは「姪っ子がいるから気にしないで」とさち坊の相手をしてくれた。
離陸の際の耳抜きの心配をしていたのだが、さち坊は浮き上がる感じが気に入ったらしく大喜び!歩き回っていたずらしたがったけど機内食(さち坊はビンのBF)食べたりお昼寝したりしているうちに着陸してしまった。

Imgp0754 フライトはあっという間だったが、グアムでのトランジットが思ったより大変。
テロの影響で一人ひとりの審査に時間がかかる・・・
入国する人たちは瞳孔チェックまでされており、グアム旅行にしなくてよかった、と内心思った。

【グアム→テンパサール(バリ島)】

空席があったので、1列を私たち家族だけで使わせてもらった。
ツアーなのに融通が利いてびっくりした。
さち坊はひとりで座席を悠々と使え大満足。
ところが一人前のつもりなので、ビンBFの機内食では不満。大人と同じのが欲しい!と騒ぎ、挙句にジュースをこぼして大惨事・・・
足元に置いたバックと靴がジュースをみんな吸い取ってしまった。
貴重品は被害にあわなかったのが不幸中の幸い。

ととはこの一件がバリ旅行で一番印象に残ったらしく、「さち坊が飛行機で暴れて大変だった」といっている。
ママからみれば、こんなの日常の1コマに過ぎないのになあ。

旅日記を見ると、飛行機の中は終始ご機嫌でこの後おっぱいを飲んで到着までぐっすり眠ってしまった とある。あまり記憶に無いのは親子3人して一緒に眠ってしまったからのようだ。

眠っているさち坊をおぶってターンテーブルで荷物を待っていると、荷物を降ろしてくれるというポーターがやってきた。ツアーではよくあることなので気にもしなかったのだが、両替所を案内するという。おかしい。直感的にそう思ったがととはまったく気づかない。
現地係員のツアーはあまり経験が無いのだが、よく考えると、私たちは「団体」じゃないから係員はゲートの外だ。しかも私たちの荷物にはツアータグをつけてもいない。
思ったとおり、両替が終わるとチップを要求してきた。「やっぱり」心の中で舌打ちした。
ととに相手させるとぼられる。何しろまだ何も気づいていないのだから。
仕方ないので、何も知らないふりをして、両替したばかりのルピア(インドネシア通貨)の硬貨を渡し礼を言って立ち去った。
もちろん相手は怒って追いかけてくる。硬貨はいらないという。(当たり前だ、日本円で1円にも満たないのだから)
ここで得意の「わたしことばもお金もよくわからない」首かしげ。硬貨を返してよこしたので、素直に受け取り不思議な顔をして見せて「チップもいらないなんて」みたいなことを適当にいうと、さすがにあきらめて帰っていった。

ツアー専門のママが幾度となく海外旅行に行って身に着けたトラブルから逃げ出す方法だ。「言葉がわからない」「意味が通じない」これは相手をあきらめさせるにはかなり効果がある。ただし、本当はわかっていることが絶対条件だが。でないと、本当にトラブルになってしまうと思う。

こんなで大丈夫?なんて思ったのはこのときだけ。
ホテルに着くと、思った以上に快適なバカンスが待っていた。

【ホテル グランド・ミラージュ】

ホテルのチェックインは日本人スタッフが行い、滞在中の説明等をしてくれた。子連れでかなり眠そうな私たちに、説明は簡単に切り上げてすぐに部屋に案内してもらえた。

Imgp0766 部屋(スタンダード)は思ったよりも広くベビーベットが一緒に並んで置いてあった。

滞在中は冷蔵庫もルームサービスも制限なしなので、早速夜食を食べほっと一息。

さて、目を覚ましてさち坊が起きていたので、お風呂に入ってから寝ようとおもったら、思わぬことが。お風呂大好きさち坊が、お風呂に入れようとしたら大泣き!疲れているからかと思ったが、2日目以降もおんなじ・・・
何がダメだったのか未だに謎のまま。

ちょうど日付が変わる頃。初めての子連れ旅にととはすっかり疲れ、さち坊も泣きつかれ(?)初めてのベットで寝るかな?なんて心配していたことすら忘れてみんなで爆睡!

旅立つ前の心配なんて 行ってしまえば何とかなる、というより、忘れてしまうものなのね・・・

| | コメント (0) | トラックバック (1)

バリ島~子連れに優しい人たち

バリ島旅行では 旅のテーマ通り癒されて帰国できた。

何より、バリの人たちが子供に対しとても親切であった。

「子連れ」の不安や心配を忘れさせてくれるほど いろいろな場面でやさしくしてもらった。

滞在中の一番の心配事項であったレストランでの食事。
ずべてホテル内で済ませたのだが、思った以上にゆっくり楽しむことができた。
というのは、レストランでは、食事中ずっとさち坊の面倒をスタッフが見てくれたからである。特に頼んだわけでもないのに、さち坊を抱っこしたり、おもちゃであやしたり、散歩したり、と私たちの食事が終わるまでずっと相手をしてくれたのだ。おかげで、私たちは、夜はコース料理をゆっくりと堪能させてもらった。

スパでも同様にさち坊の面倒をみてもらえた。
とと と 時間をずらして予約したのだが、実際には予定よりだいぶ時間がかかり重なってしまった。さち坊をひとり残してはいけないから・・・というと、やはりスタッフが子守するから行っておいでとやさしく言ってくれた。
終わってくると、さち坊は大きなバルーンをもらってご機嫌でいた。

ホテルだから親切なのか?と思ったがそうではなかった。
バリの人が子供に親切なのだろう。

空港でも、興奮して走り回るさち坊に手を焼いていると、土産物屋のお姉さんが一緒に遊んでくれた。商売そっちのけで、お店の民芸品や楽器を出してきてさち坊の相手をしてくれたのだ。

こんな調子で、どこへ行っても親切にしてもらった。

子供を連れているだけで、いろんな人に優しく声をかけてもらった。

それだけで、育児に疲れた私には十分癒された旅であった。

バリの人は子供に優しい。印象深く私の心に残った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バリ島~旅の準備

ツアーが決まり、バリ島での楽しいバカンスを指折り数えて過ごす日々が始まった。

旅そのものはもちろんだが、もうひとつの楽しみは旅先について調べたり 準備をしたり 模擬旅行をしている気分を味わったりすることだ。

まず「バリ島」と「子連れ旅行」に関する本を図書館から借りてきた。
また、旅の情報収集としては初めての方法になる インターネットも試してみた。
意外と役立つのが旅行代金の高いブランドのツアーパンフレット。

子連れ旅行で心配だったのが 飛行機内での過ごし方と 現地での子供の急な病気 オムツ換えと離乳食。

言葉に不安があるので、ありとあらゆる場面を想定し、荷物を用意した。
今までは必要最低限の荷物しか持たず、帰りにはお土産を全部入れても他の人よりずっと小さなスーツケースで十分だったのに、今回はとても無理・・・もう一回り大きなスーツケースいっぱいの荷物になってしまった。

そんなにいったい何を持っていったのか?

安心のために持っていたっが、使わなかったもの

  • 子供用薬(風邪薬、熱冷まし、虫刺されなど)
  • 体温計
  • おもちゃ、絵本
  • 椅子ベルト
  • 折りたたみ傘
  • レジャーマット

もって行って役に立ったもの

  • プラスチックスプーン(使い捨て)
  • プリンカップ(食器の代わり)
  • 使い捨て食事エプロン
  • フリーズドライ(おかゆ、野菜)
  • マグマグ
  • シャンプーハット
  • 沐浴剤(試供品)
  • 虫除け
  • 水筒
  • 水遊び用オムツ
  • お風呂用浮き輪(プールで使用)
  • おんぶ紐
  • ベビーバギー

生水を子供の口に入れたくなかったので、離乳食用の食器はすべて使い捨てにした。プリンカップとそのスプーンをためておき食事回数分だけもっていった。
旅のテーマは「癒し」だから、旅の途中で洗濯なんてもってのほか!(水仕事すると手がボロボロになる体質なので)
スタイは使い捨てのものを。下着や靴下は、ボロになって捨てようと思ったものをとっておき、現地で使い捨てに。
まだ、さち坊は日本脳炎の予防接種を受けていないので、虫除けにはちょっと神経質になり、虫除けパッチに虫除けの音の出るやつ、部屋では蚊取り線香焚くなどした。

何よりがさばる荷物は紙オムツ!無くなって一番困るものなので1日10枚の計算で持って行った。実際にはその半分しか使わなかったが。

いつも旅に行くときには「旅の覚書」を持っていく。

そこには緊急の連絡先やパスポートのコピー,T/C番号などの重要事項のほか、持ち物リストやお小遣い帳、お土産メモに旅日記などが盛り込まれている。
子連れ旅行にあたり、新たに、「日本語の話せる医師」「子供服サイズ」を追加した。

さあ、これで準備万端!

いざ出発!

・・・ここだけの話、ととの旅の裏テーマは『海外からのパソコン通信』
そのために、パソコン、変圧器、プラグなどの荷物が。かなりの重さと容量を占めていた・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バリ島~ツアー決定

バリ島は独身の頃 友人と訪れたことがある。
初めて高級リゾートホテルに泊まった思い出の旅だ。
お香の香りと、ガムランの音楽が強く印象に残っている。

そのときは、ヌサ・ドゥアに宿泊し、ボロブドゥール遺跡観光やイルカウォッチングを楽しんだ。
料理が美味しく、人も親切で、ぜひもう一度行ってみたいと思っていた場所である。

今回のたびのテーマは『癒し』
ホテルでのんびり過ごしながら、育児の疲れを癒し、リフレッシュできるツアーを探さねば。
しかも、さち坊も楽しませてやりたいし・・・

数少ない地方発ツアーのパンフレットの中から選んだのは
【コンチネンタルホリディ・スペシャル バリ島5日間~グランドミラージュ バリリゾート】

決め手となったのは 『オールインクルーシブルプラン』

  • 滞在中のすべての飲食(ルームサービスも)
  • ホテルアクティビティー
  • タラソバリのスパ
  • ビーチマッサージ
  • ベビーベット
  • 専用ガイドと専用車チャーター(4時間)
  • 出発まで部屋利用

さらに、ホテル設備として

  • 日本語スタッフ
  • 子供用プール

航空会社(コンチネンタル航空)サービスとして

  • 座席指定(ツアーでも可)
  • ベビーフードとオムツ
  • 事前航空券(チェックインカウンター直行)

英語が話せない私にとってはありがたい内容だ。
特に、滞在中飲み放題、食べ放題はとても助かった。
ホテルにチェックインした際、腕にゴールドのテープをつけてもらうと後はホテル内どこでも自由に飲食できるのだ。プールサイドバーやルームサービスもOK 周りを気にせず部屋でゆっくり美味しいものを食べられるのは子供がいるものにとっては最高の贅沢だ。

空港で無駄な時間を過ごさなくていいのもありがたい。座席も家族そろって座れるし、最前列を指定することもできた。

これで、懸念された飛行機と食事はほぼクリアしたも同然?
スパやマッサージも事前に日本で時間を予約でしたので、夫と時間をずらして二人とも好きなメニューでリフレッシュ。

不安も徐々に薄らいで、旅行当日が楽しみになってきた。

旅の日程は以下のとおり
1日目 地方空港→グアム→デンパサール空港→ホテル
2日目 ビーチマッサージ
3日目 専用車チャーター(タナロッタ寺院)
4日目 スパ  デンパサール空港→
5日目 グアム→地方空港

実際の旅は・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バリ島~子連れ海外旅行まで

さち坊の一番長くて一番遠い旅がバリ島である。

なぜバリ島?
理由は簡単。私が旅の禁断症状になったため。

学生の時、初めて海外へ行って以来 毎年最低一回は海外旅行を楽しみに働いてきた。
ツアー専門だが 旅行に行くために働いていると言っても過言ではない。

そんな私だったのに、新婚旅行を最後にもう何年も海外へは行っておらず、初めての子育てと専業主婦の引きこもり生活に疲労とイライラがピークに。
しかも、夫の休みが希望で取れることが発覚!(ずっと希望できないと信じていた)

行きたがらない夫を何とか丸め込み、子連れ海外旅行をすることに。
ただ夫からの条件が・・・

  • 休みは最大5日(4日なら確実)
  • 近くの空港から
  • 南の島(観光はナシ)

さらに子連れの不安から

  • 時差がない(少ない)
  • フライト時間が短い

以上の条件で行けるところはバリ島かグアム・サイパンしかない。

グアムはもう一度行きたいと思うほど魅力的ではなかったので、また訪れたいと思っていたバリ島に決定!

とはいえ 私はツアー専門、夫は新婚旅行以来2度目の海外旅行、さち坊はもちろん始めての海外旅行。不安がいっぱい。でも行きたい!!

子連れの不安を解消でき、かつ、親も楽しめるツアー探しが始まった。
(といっても地方空港発の商品は少ない・・・)

選んだツアーは次回紹介。

| | コメント (0) | トラックバック (2)