カテゴリー「文化・芸術」の5件の記事

縄文人になれるかな?

さち坊の夏休み最後の日曜日。
家族で『縄文体験』をしました!

平成26年完成を目指して整備中の縄文時代の遺跡「じょーもぴあ宮畑」が特別に1日だけ公開されたたのです。
ととの影響か、さち坊は土器やその時代にとても興味があります。
でも、縄文時代って?実はよく知らないのです。

さあ、何はともあれ、体験してみましょう!

まずは「勾玉作り」
子どもたちはもちろん、ママも初めてです。
すでに穴の開けてある石とヤスリをもらい、簡単に作り方を聞いたら作業開始!
P1040396 鉛筆で形を書いたら、目の粗いヤスリでひたすら削ります。
さち坊もえり坊も、黙々と削ります。
もちろん、たろ坊もやる気だけは満々です。
ママも夢中になってしまい、自分のばかり一生懸命削っていたら、ととに注されちゃいました…
子どもたちのも、ちゃんと手伝いましたよ。

だいたいの形ができたら、もう少し目の細かいヤスリで丸みをつけます。
これが子どもたちにはちょっと難しい作業でした。
さち坊はだんだん飽きてきましたが、えり坊はもう夢中です。
たろ坊は削った粉で遊び出しました…

P1040397 最後は、一番目の細かいヤスリで水で洗いながらピカピカに磨き上げます。
さち坊はさっさと磨き、あっさりと「できた!」
えり坊はもっともっと…と飽きもせず念入りに磨いています。
そして、ママの分までえり坊が磨いてくれました。

さあ、勾玉の完成です!
P1040399 でも、更に最後の仕上げをしました。
色つけです。
蛍光ペンで色を染め、乾いた布で拭き、紐を通して今度こそできあがり!
色をつけると素敵です。P1040404
それぞれに自分で作った勾玉に大満足。
ママも満足!

勾玉を首にかけ、ちょっぴり縄文人に近づいた気分です。

次は「矢飛ばし」
シカやイノシシ、クマの的を狙って、弓矢を射る体験です。
P1040407 「しっかり飛ばさないと、今晩のご飯がないよ~」
ママに言われてさち坊は本気です。
頑張った甲斐あって、見事シカ周辺まで矢を飛ばすことができました!P1040406
「やったあ!今晩はシカが食べられるよ」
とすっかり縄文人の親子です。

P1040409 ママとペアでやったえり坊は、シカには一歩及ばす…
でも、矢飛ばしできたことに満足です。

そんなえり坊が活躍したのが「ドングリ投げ」
縄文式土器にドングリを投げ入れるゲームです。
P1040411さち坊は大物狙いでうまく入りませんでした。
でも、えり坊はしっかり全部入れました!
もちろんずっとそばからですけどね。

さて、最後が最大の難関!
「火おこし」です。
本当にできるのかしら?
P1040415 と半信半疑のママでしたが、意外にもさち坊は簡単に火種を作るのに成功!
ママも感動です。
ところが…
ママ&えり坊は、なかなかつきません。
疲れたママが手を離し、えり坊が一人で係の子と一緒にやったら、簡単につきました。
下手くそはママでした…

自分の手で火がつくというのには、さち坊は不思議でしょうがなかったようです。
P1040418 「どうして火がついたの」って、寝るまで何度も聞かれました。

「火がついたから、今晩はシカの焼き肉できるね!」
体験が終わる頃には、すっかり縄文人になりきっていました。

今回は、体験に夢中になってしまい、肝心の遺跡をゆっくり観るのを忘れてしまいました…

こんなに楽しい体験ができるなんて、「じょーもぴあ宮畑」早く完成するといいな。

そして…
P1040426 猛暑日のなか、付き合ってくれたたろ坊ととと、ご苦労様でした。

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伊砂利彦 志村ふくみ 二人展

美術館で『伊砂利彦 志村ふくみ 二人展 ー染める、織る 最前線ー』を観てきました。

P1001010 志村ふくみさんは「紬織り」の重要無形文化財保持者ですが、「草木染め」の、と言った方がピントくるかもしれません。

ママは中学校の国語の教科書で読んだ志村さんの話がとても印象深く、ずっと心に残っており、いつかその作品を観てみたい、と強く思っていたのです。

〈桜色の染め物は、桜の花びらではなく、花が咲く直前の桜の木の皮から取り出したものである〉

というお話だったと記憶しています。
茶色のゴツゴツした木の幹の内部で美しいピンク色を作り出そうと懸命に命の活動を営んでいる…そんなイメージとして覚えています。
そして、その染め上がった桜色は「えもいわれぬ美しさ」として、ママの中では特別な色として憧れのものとなっていたのです。

その志村さんの作品展ですから、期待でいっぱいです!

「草木染め」のイメージとして淡い色を思い描いていたのですが、実際の作品はどれも鮮やかで力強く、植物の持つ生命力をその閉じこめたようなものばかりでした。
残念ながら、どんな植物で染めたものかという説明までは展示されていませんでした。
それでも、美しい桜色の作品を見つけ、これがあの桜の染め物かしら?と時を忘れて見入ってきました。
P1020415展示されていたのは「紅襲(桜かさね)」と題されたもので、とても美しい桜色をしていました。
桜の木の皮から染められた色鮮やかな濃いピンク色…きっとこれが…
そう思うと感動でいっぱいのママでした。
記念にその作品の絵はがきを購入し、宝物を手に入れたような嬉しさを感じながら帰路につきました。

えり坊と二人で出かけたのですが、展示されているのが着物だったせいか、ゆっくりとは行かないまでもおとなしく観ることができました。
えり坊は、子供用の着物が展示されていたのが気に入ってずっと眺めていました。そういえばそれも桜色の可愛らしい着物でした。

帰ってから、どうしても教科書で読んだ志村さんのお話をもう一度読んでみたくて調べてみました。もう四半世紀も前のことなのでかなり怪しい記憶だったのですが、見つけました!
光村図書の中学校「国語2」の教科書に掲載された『言葉の力』、著者は詩人の大岡信さんでした。

志村さん自身もたくさんの著著をお持ちなのでぜひ読んでみたいと思います。

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地球温暖化の目撃者ー岩合光昭スペシャル第2弾

写真展【地球温暖化の目撃者ー岩合光昭スペシャル】の第2弾【アフリカ キリマンジャロ編】を観てきました。

P1000670 えり坊が行く前からとても楽しみにしていて「じょーさん(ゾウさん)じょーさん」と歌いながら会場へ向かいました。
キリンやシマウマの写真が入り口付近に展示されていたのですが、えり坊はそれには見向きもせずにゾウの写真に突進していったのには、さすがのママも驚きでした!
えり坊ってゾウさんが好きだったの!?

さち坊は前回同様、撮影の模様を上映しているコーナーに真っ先に行きました。アフリカの動物たちの姿に熱心に見入っていました。
キリンって、水を飲むときに首を下げるだけでは届かないので前足を開脚した姿勢になるんですね。ママもさち坊と一緒に「へー」って感心しながら観ることができました。

P1010413 さて、今日はこの写真展の最終日。
本来なら写真展とエコ関連のワークショップに参加してスタンプを集めるとプレゼントがもらえるのですが、特別に写真展だけの参加で記念品をいただいてしまいました!
スタンプラリーのカードに写真展のスタンプをもらって、「ぼくとわたしのエコ宣言」をさち坊代が表で書いて(ママ代筆)動物のキーホルダーをいただきました。
P1010414 キーホルダーは何種類かの動物の中から好きなものを選ばせてもらったのですが、二人とも「ゾウ」を選びました。
ちなみに、さち坊のエコ宣言は「(しろ)くまさんが生きていけるように、海をきれいにしたい」です。

さち坊が大人になったときに、キリマンジャロの山頂付近の氷河がどのくらい残っているのでしょうか?
アフリカの砂漠化は食い止められるのでしょうか?
さち坊とえり坊には【地球温暖化の目撃者】の一人として見届けて欲しいと思います。

二人が大人になったら、一緒にアフリカキリマンジャロを見に行きたいなあ…

【地球温暖化の目撃者ー岩合光昭スペシャル】→http://www.olympus.co.jp/jp/gww/

岩合光昭 公認ホームページ→http://www.digitaliwago.com/

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地球温暖化の目撃者ー岩合光昭スペシャル

世界的に有名な動物写真家「岩合光昭」さんの写真展を観てきました。
岩合さんの写真は「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を飾ったこともあるそうです。誰でも意識せずに彼の写真を見たことがあるのではないでしょうか。

さて、今回の写真展は【地球温暖化の目撃者ー岩合光昭スペシャル】で2回にわたる内容の第1弾『カナダ ウェジャー・ベイ編』です。
これは、同名のサイトで紹介されている作品を展示したものだそうです。

P1000646 近年、地球温暖化による北極圏の環境変化により「ホッキョクグマ」が絶滅の恐れのある動物に挙げられたそうです。
その、温暖化の現象が顕在化しつつあるカナダの同地で撮影された「ホッキョクグマ」の写真が展示されていました。

さち坊もえり坊も愛らしい「ホッキョクグマ」やその他の動物たちの写真が気に入ったようで、1枚1枚にコメントしながら観てきました。
さち坊のお気に入りの絵本の一つに「ホッキョクグマ」を主人公にした『しろくまラルス』(ハンス・ド・ビア作)シリーズがあるのですが、それと重ね合わせて写真を見ていたようでした。P1010387_2

「ホッキョクグマ」を撮影している様子の映像も紹介されていました。
えり坊はこちらの方が気に入ったようで、エンドレスで上映されているのを2回分も観ていました。

「地球温暖化」なんていうと、なんだかテーマが重たげな感じを受けますが、我が家の娘たちにとっては「しろくまさんを観てきた」というだけで、大満足です。
もっと大きくなったときに、「しろくまさん」の写真を前に観たけど…今はどうしているのかな…くらいに思い出してくれればいいかな、と思います。
そんなちょっとした疑問が地球温暖化や環境に対する関心の糸口になることが大切なのかな、なんて。

今は難しいことを考えるより、自分の心でいろいろ感じる時期ですよね。

さて、今週末からは第2弾『アフリカ キリマンジャロ編』の展示が始まるそうです。こちらも是非娘たちと一緒に見に行きたいと思っています。

【地球温暖化の目撃者ー岩合光昭スペシャル】→http://www.olympus.co.jp/jp/gww/

岩合光昭 公認ホームページ→http://www.digitaliwago.com/

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鍋島展

さち坊とえり坊を連れて、美術館へ行ってきた。
Img_0860tate 今年度いっぱい、何度でも観ることができる年間鑑賞券(3000円)を購入し、早速企画展を観た。

企画展は「将軍家への献上 鍋島ー日本磁器の最高峰ー」
絵皿が中心に展示されていたのでさち坊も興味津々。
「うわーきれい!」などとまるで愛好家のような態度で眺める姿がなんとも面白く、展示品を観るよりもさち坊を眺める方が楽しかった。
一番気に入った作品を尋ねると、大きな水差しだという。おままごとの道具と勘違いしている?
えり坊は背中から覗き込んでガラスに映る自分の姿に愛想を振りまいていたし・・・

もう少しゆっくり観たかったけど、二人の子供を連れて観るにはこれくらいが限度かな。
ほんのわずかな時間だけど、静寂の中で美しいものを眺めながら過ごせた贅沢な時間だった。

次は常設展を観に行きたいな。

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