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2011年5月

あなたならどうする?

先日、文部科学省が「学校で受ける年間積算放射線量を1ミリシーベルト以下とする」目標を発表しましたが…
我が家の周辺では、原発事故からの積算放射線量はすでに1ミリシーベルトを超えています。
会見の言葉をよく聞くと、「学校での」とか「今年度は」(原発事故は昨年度で高放射線量を記録したのも昨年度です)などと、うまく逃れようとしていて、がっかりしました。

とにかく、これ以上被爆しないためには、これから先も引きこもり生活を続けなくてはなりません。

地元の教育委員会は窓を閉めての授業を継続するために、夏休みを1週間延長(冬休みが1週間短縮されます…)し、扇風機(エアコンは予算がないそうです…)を設置すると発表しました。
もちろん今年のプールはありません。
国はまだプール使用の安全基準を示してはいません。
校庭は国の安全基準値(3.8マイクロシーベルト)を下回っている(4月に3.4マイクロシーベルト)ので、表土除去はしてもらえません。

さすがに先週の30度を超える日が続いたときは、熱中症で今すぐ倒れるのと、30年後に癌になるのとどちらを選ぶ!?と苦しい選択を迫られました。
30度くらいなら、昨年の夏のエアコン設定温度なので、何とか乗り越えられたけど、猛暑日が1ヵ月も続いた昨年のような夏が来たら…
考えただけでも恐ろしいです!

幸い、我が家はエアコンのメーカーに問い合わせたところ、外気を取り入れないタイプの物だと返答があり、エアコンが使えると分かって安心しました。
熱中症で倒れることも、癌のリスクを高めることも回避できそうです。

でも、さち坊の小学校ではそうはいきません。
締め切った教室で、毎日誰かしら鼻血を出しているそうです。
そして、とうとう学校では休み時間に窓を開けることを決めたと、お便りが届きました。
窓を開けても、教室の中央部では殆ど放射線量が変わらない(窓際は高くなる)そうでうです。

癌のリスクについては、県が全県民の健康調査を行い、積算被爆線量を算出してくれることが決まったようです。

さち坊の校長先生(専門は数学)が私的に計算したところ、窓の開閉無しで外出時はマスク長袖着用し、学校と同じ配慮を家庭でも行ったとして、年間2ミリロシーベルト程度の積算放射線量になるそうです。

何をどうとらえたらいいのか、正直分かりません。

えり坊は、暑さにマスクや上着を脱ぎ捨ててしまいます。
たろ坊は、幼稚園のお迎えで待っている間に土いじりをしたり、転んだりしてしまいます。
さち坊は、学校の帰り道に草花を摘んできます。

ママがどんなに厳しく注意しても「悪いこと」の実感が湧かないので、なかなか言うことを聞きません。
最近、子どもだけが制限されることへの不満を感じるようになって来たようです。

しかし反面、目に見えない恐ろしさも感じているようで、文句は言うものの、家を出るときには何も言わなくてもマスク・帽子・長袖を忘れることはありません。

いつまでこんな状況が続くのでしょうか?
子どもたちにとって、本当にここが安全だと言い切れるのでしょうか?

親としてどうすることが一番いいのか、悩める毎日です。

とりあえず、今週末も放射線量の低い所へお出かけしました。
台風が来ているけど、そんなこと無視…
一応、天気予報で曇りの地域へ。
今回は山形県のリナワールド。P1050471

放射線はどうすることもできないけれど、
子どもたちに笑顔を与えることはできるはず。
今、ママができるのは、少しでも被爆を防ぐことと、思い切り外で遊べる機会を作ることかな。P1050473

1週間に1度でも、1ヵ月に1度でもいいから、放射線のことを忘れて笑顔で過ごせることができるように頑張るからね!

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たろ坊は1歳7ヵ月

大地震から2ヶ月。
もう何年も前のことのように思えます。

でも、まだその時から時間は止まったままのようにも感じられます。

P1050222_2 我が家の一番派手に被害を受けた2階の部屋は、まだ崩れ落ちたタンスがそのままになっています。
そのタンスの上に置かれていた時計は落ちた時刻で止まったままです。P1050225

少しでも気持ちを前に進めようと、止まったままの時計の電池を入れ動かしてみました。
もうダメかな?と思った時計の針が動き始め、ちょっぴり明るい気持ちになりました。

そういえば、たろ坊は先週末で1歳7ヵ月になりました!P1050429
震災当日は1歳4ヵ月だったのに。
確かに時は進んでいるのです。

たろ坊は、震災直後に1歳5ヵ月を迎えました。P1050227
まだ断水中で、物も十分には手に入らず、原発が爆発し、引きこもり生活をしていた時です。
放射線対策でエアコンを切り、灯油が手に入らないのでファンヒーターは朝夕2時間の節約生活にもかかわらず、風邪もひかないで元気に成長してくれました。

食べ物が十分になかったので、1歳6ヵ月を待たずに、離乳食は完了してしまいました…
何でもありの食生活で、禁断のチョコレートの味を覚えてしまいましたし。

また、お姉ちゃんたちと1ヵ月も1日中一緒に過ごしたお陰で、たくましくもなりました!P1050232
悪いこともたくさん覚えたし…
我が家の震災の最大の被害は「落書き」
お姉ちゃんたちがいるために、たろ坊の手が届くところにサインペンやクレヨンが置かれ、一瞬の隙に壁から襖から床から家具に至るまで落書きされました…

そして、1歳6ヵ月は、ママの入院という、たろ坊にとっては辛い日々になってしまいました。
これを機会に卒乳!?
…やはり無理でした。
退院してから更に、おっぱい大好きになってしまい、卒乳はまだまだ先になりそうです。

最近のたろ坊は、そんな赤ちゃんらしさを残しつつ、ちょっぴりお兄ちゃんにもなって来ました。
今、大好きなのはトイレ。
断水でトイレトレーニングが中断してしまったのですが、また再開しました。
まだトイレで用足しはできないけど、便座に座って一通りの動作をするのが大好きです。
夏にはトイレでできるようになるかしら?

それから、何でもママのまねをします。P1050235
お掃除も同じくやりたいし、お炊事もままごとじゃなくて本物の台所でやりたいし、洗濯干しも…

そして、少しですけどお話も上手になりました。
ママ、ウマウマだけだった語彙が、
インナイ、イヤ、バナ(バナナ)、アッチ、ナイナイ…
と増えました。
そして「ジシン(地震)」も。

そんなたろ坊は1歳7ヵ月!P1000181

ママに余裕がなくて、震災以来の月誕生日の写真がなくてごめんね…

でも、先の見えない不安な毎日の中で、たろ坊の笑顔が我が家の救いであり、希望でもありました。P1050434
もちろん、これからも!

たろ坊が一番大好きな外遊びが思い切りできる日を夢見て、これからも前に進んで行かなくちゃね。
たろ坊の成長が、時を刻んでいる証です。

たろ坊の未来のために、ママは負けないよ!

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那須へ行こう!

今年のGWは、なんと、ととが子どもたちと一緒に3連休!
こんなこと、最初で最後かもしれないので、家族旅行に行くことにしました。

ところが…
テレビなどで報道されている程に宿は空いていませんでした。
直前に決まったので、希望する方面で2泊できる宿はなく、1泊旅行となりました。
それでも、お泊まりでお出かけに子どもたちは大喜び!
もちろんママも久しぶりに開放感いっぱいです!

行き先は那須
りんどう湖ファミリー牧場です。P1050301

首都圏の方は、なぜわざわざ放射線量の高いところへ?と思われるかもしれませんが、我が家の住む地域からすれば、ずっとずっと低く、安全なのです。
思った通り、駐車場にあるのは福島・いわきNo.の車ばかりでした。

我が家にとっては、マスク無しで、遊具や植物に触ってもOKで、子どもたちが思い切りお外で遊べればそれで十分です!

りんどう湖はそんな子どもたちが楽しむのに最高の場所でした。

P1050321 えり坊は初めて一人でポニーに乗りました!
P1050324 さち坊は2回目なので余裕です!?
8歳からは大きな馬にも乗れるそうなので、来年が楽しみだね。

子牛にミルクもあげました。P1050376

たろ坊はミニトレインに乗ってご機嫌!P1050317

遊具でもたくさん遊びました。P1050383
遊んでいるうちに、他のこと仲良くなって一緒に遊ぶ姿も。
やっぱり子どもは青空の下元気に遊ぶのが一番ですね!P1050387
たろ坊ももちろん、お姉ちゃんと一緒にしっかり遊びました。眠いのを我慢してまで遊ぶたろ坊。大興奮でした!

何が一番楽しかったか、帰りの車の中で聞いたら、さち坊もえり坊も声を揃えて
「ボート!」P1050330
家族5人で一緒にペダルボートに乗ったのですが、それが最高に楽しかったそうです。
実は、とととママも同じです。
たろ坊の意見は分かりませんが、しっかり舵取りハンドルにつかまってご機嫌だったので、きっと同じかな?

1日では遊び切れず、2日間ともりんどう湖を満喫しました!P1050373
思いがけず、八重桜が満開で、お花見まで楽しみました。

そして、今回は、家族全員が初めてのペンション体験も。
泊まったのは「ペンション あや・な」さん。
お料理も美味しく、気さくなオーナーさんで、とってもゆったりと過ごすことができました。
お風呂も家族で貸しきりで、とっても広い岩風呂を満喫しました。

P1050388 2日間、すっかり放射線のことを忘れて、旅行を楽しむことができました。
家族みんなが、ストレスから解放され、心からの笑顔を取り戻した、思い出深い素敵な家族旅行となしました。

「りんどう湖ファミリー牧場」→http://www.rindo.co.jp/index.html

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母の日の贈り物

今年の母の日はGWと一緒だったので、すっかり忘れていました。

えり坊からのプレゼントをもらって、気がつきました。
幼稚園で作ったという、ママの似顔絵のプレートです。P1050392

「笑っているママの顔、うーんと可愛く描いたよ!」
って渡されて、とっても嬉しかったです。

最近、思い切り笑うことってあんまりなかったことを思い出し、ちょっと反省…
子供にとって、お母さんの笑顔は一番の安心ですものね。

そういえば、以前、親子教室で、
「育児中イライラしたり、怒りたくなったら、鏡を見ましょう。
 子供がみている自分の顔が分かるでしょう?
 お母さんがにっこり笑うと、子供も笑顔になりますよ。
 家の中に、あちこち鏡をおいておくと、いつも笑顔で育児ができます。」
って、言う内容の講演を聴いたことを思い出しました。

余震や原発など、不安な毎日ですが、まずはママの笑顔で家庭の中だけでも安心できるようにしなくちゃね。

素敵なプレゼントをありがとう!

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お外で遊びたい!!

今、我が家の子供たちの切実な願いは、
「お外で遊びたい!!」

震災以来、登下校と移動するために車に乗り降りする以外は全く外に出ていません。
放射線が怖いからです。

我が家の周辺は、現在約1.6マイクロシーベルト前後。
年間の積算予想で10ミリシーベルト。
地表に近いともっと高い値を示します。

ですから外で遊ぶなんて問題外。
いくら国の基準で3.8マイクロシーベルト未満は「安全」と言っても、誰も信用してはいません。
学校も幼稚園も保護者も。
まだ、校庭でも公園でも子供の姿を見かけることがありません。

こどもの日なのに、鯉のぼりさえ見かけません。
まだ洗濯物を外に干す家庭は殆どないので、当然と言えば当然ですが。

さて、雪でも氷点下でも外遊びをしていたえり坊やたろ坊です。
それが外で遊べないなんて、どれだけのストレスでしょう!
たろ坊は、毎日ジャンパーを手に、靴を自分で履いて、玄関でドアを叩いて泣きながら抗議します…
それをなだめて諦めさせるのは、とても辛くて涙が出ます。

このままでは子供たちの心の健康が保てません。
そこで、放射線量の低い所へ連れていって遊ばせることにしました。

初めて外に遊びに連れ出すことができたのは、3月31日でした。
幹線となる国号まで出ればガソリンが手に入るとの情報を頼りに、子供たちのために決断しました。
自宅付近でガソリンが手には入るようになったのは4月に入ってからです。
当時は、貴重なガソリンを使ってまで遊びに連れ出すことを何度もととと話し合い、悩んだ挙げ句、子供たちのストレス解消になるのなら、と決断したのです。

行き先は会津若松の鶴ヶ城。P1050245
連れていってよかった!
車を降りると、さち坊とえり坊は、お堀から天守閣まで一気に走り出しました。
もちろんマスク無しです。
思い切り走って楽しかった!
と笑顔で話す二人の姿に、ママも嬉しくなりました。
外の空気がこんなに気持ちいいなんて!

若松はすべてがいつもと変わらず、お店も営業しており、ガソリンスタンドに行列もありませんでした。

この日以来、できる限り子供たちを外で遊ばせるために、放射線量の少ない地域を目指して出かけるようになりました。

山形県のリナワールドP1050261
4月に行ったのですが、雪がちらついていました。
それさえも気持ちよく感じられ、寒さなど気にせず楽しく遊びました!

宮城県の益岡公園P1050277
白石城の近くにあり、たくさんの子供たちが普通に遊んでいました。
遊具で思い切り遊び、時を忘れるほど夢中になっていました。P1000169
ここは自宅から比較的近いので、すっかり子供たちのお気に入りの遊び場になりました!P1000176

そして、GW!
放射線を気にせず過ごせる所へ行こう、と1泊旅行に行きました。
それは次回、紹介しますね。

子供はやっぱり外で遊ぶのが一番ですね!
ずっと室内で過ごすなんて不自然すぎます。
これからも、子供たちの笑顔のためならどこまででも遊びに出かけます。

でも、自宅の目の前に公園があるのに、滑り台で滑るために1時間もかけて出かけるのって、やっぱりおかしいですよね?
本当は、近所の公園で思い切り遊べるのが一番いいのですけど…
それはいったいいつになることやら…

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