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大震災がもたらしたもの…

3月11日の東日本大震災から1月半が過ぎようとしています。

「無事」です、とお知らせしたものの、なかなかブログ再開には至りませんでした。

理由の一つは、毎日を生きることに精一杯で心の余裕がなかったこと。

そして、もう一つは健康を損ねてしまったこと。
家族全員が大なり小なり健康被害を受けました。
たろ坊は、震災直後の断水中に、全身に湿疹と水いぼができてしまいました。
さち坊も、えり坊も同様に水いぼとドライスキンで、3人とも毎週皮膚科に通院しなくてはならなくなってしましました…

ととはインフルエンザA型に感染…
避難所回りをしている会社の同僚からもらってきたようです。

我が家は福島原子力発電所から70㎞近く離れていますが、放射線量はかなり高い地域にあります。
換気扇は止め、エアコンは使わず、もちろん窓を開けるなど考えられません。洗濯物は部屋干しです。
外出は最低限に控え、子供たちは登下校以外は屋外に出ることはありません。

家の外は放射線、家の中はインフルエンザ…
一家全滅を覚悟しながら1週間を過ごしましたが、幸いにもととひとりだけで済んだようで、ホッとしています。

ところが…
思いもかけない最悪の事態が起こってしまいました。
ママの入院です。
耐えられないほどの腹痛に襲われ、腸閉塞と診断されました。
原因は、ストレスと脱水だそうです。
元々3回も帝王切開をしているので、癒着がひどく腸の動きが悪くなりやすいのだそうです。そこへ震災と原発事故のストレスで腸が弱ったのが原因ではないかと言われました。
そして、一番深刻だったのは脱水症状でした。日頃の水分不足と、腸閉塞による嘔吐でひどい脱水だったようです。
幸い、絶食と点滴だけで回復し、4日ほどで退院できました。
ただ、通院した期間も含め完全に回復するのに10日程要してしまいました。

未だに余震が続き、体に感じる地震のない日は1日たりともありません。
たった1歳半のたろ坊が、地震の度に部屋のどこからでも走ってきてこたつに潜るのです。

4歳のえり坊が、7歳のさち坊と二人で、
「今日の放射線は何マイクロシーベルト?」
「今日の風はいい風?」
と、毎朝確認しているのです。

そんな子供たち3人を残して入院したことに、胸が痛んでたまりませんでした。
夜中に余震が起きる度、病室で子供たちの様子が気になって眠れない夜を過ごしました。
こんな大変なときに一緒にそばにいてあげられないことが辛くてたまりませんでした。

震災の後、夜眠る前には、
「地震や原発の爆発が起きたら、ママが守ってあげるから。どんなことがあっても絶対一緒だから。安心して眠っていいからね。
いざとなったら、えり坊をおんぶ紐でおんぶして、たろ坊をスリングで抱っこして、さち坊はベビーカーに乗せて避難するから、だから眠っても大丈夫だよ。」
って毎晩言ってあげていたのに…

子供たちと離れることがこんなにも不安に感じるのだから、子供たちが感じる不安はいかばかりか…

ようやく週末から家族で自宅に戻り、家族が一緒にいる幸せと安心感を噛みしめています。

震災が我が家にもたらしたもの、一言で伝えるのは難しいですが、良いことだけをみれば、
生きている喜び
家族が一緒にいる幸せ
でしょうか。

これから少しずつお伝えできたら、と思っています。

我が家日住む地域は警戒区域でも、計画的避難区域でも、緊急時避難準備区域でもありません。
しかし、誰もが安全であるとは思っていません。
いつでも避難できるように暮らしています。

1日も早く、原発が収束することを願っています。

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