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伊砂利彦 志村ふくみ 二人展

美術館で『伊砂利彦 志村ふくみ 二人展 ー染める、織る 最前線ー』を観てきました。

P1001010 志村ふくみさんは「紬織り」の重要無形文化財保持者ですが、「草木染め」の、と言った方がピントくるかもしれません。

ママは中学校の国語の教科書で読んだ志村さんの話がとても印象深く、ずっと心に残っており、いつかその作品を観てみたい、と強く思っていたのです。

〈桜色の染め物は、桜の花びらではなく、花が咲く直前の桜の木の皮から取り出したものである〉

というお話だったと記憶しています。
茶色のゴツゴツした木の幹の内部で美しいピンク色を作り出そうと懸命に命の活動を営んでいる…そんなイメージとして覚えています。
そして、その染め上がった桜色は「えもいわれぬ美しさ」として、ママの中では特別な色として憧れのものとなっていたのです。

その志村さんの作品展ですから、期待でいっぱいです!

「草木染め」のイメージとして淡い色を思い描いていたのですが、実際の作品はどれも鮮やかで力強く、植物の持つ生命力をその閉じこめたようなものばかりでした。
残念ながら、どんな植物で染めたものかという説明までは展示されていませんでした。
それでも、美しい桜色の作品を見つけ、これがあの桜の染め物かしら?と時を忘れて見入ってきました。
P1020415展示されていたのは「紅襲(桜かさね)」と題されたもので、とても美しい桜色をしていました。
桜の木の皮から染められた色鮮やかな濃いピンク色…きっとこれが…
そう思うと感動でいっぱいのママでした。
記念にその作品の絵はがきを購入し、宝物を手に入れたような嬉しさを感じながら帰路につきました。

えり坊と二人で出かけたのですが、展示されているのが着物だったせいか、ゆっくりとは行かないまでもおとなしく観ることができました。
えり坊は、子供用の着物が展示されていたのが気に入ってずっと眺めていました。そういえばそれも桜色の可愛らしい着物でした。

帰ってから、どうしても教科書で読んだ志村さんのお話をもう一度読んでみたくて調べてみました。もう四半世紀も前のことなのでかなり怪しい記憶だったのですが、見つけました!
光村図書の中学校「国語2」の教科書に掲載された『言葉の力』、著者は詩人の大岡信さんでした。

志村さん自身もたくさんの著著をお持ちなのでぜひ読んでみたいと思います。

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