石垣島郷土料理の夕べ

アイランドリゾート　石垣島　ーその４ー

2008年8月20日(水）～22日(金）　2泊3日

〈1日目〉④

石垣島での海水浴デビューを果たし、充実の1日が終わりに近づいてきました。
旅行初日の最後の楽しみは夕飯です。
宿泊したホテル『フサキリゾートヴィレッジ』内にはいくつかの食事処があるので、どこで食べようか迷ってしまいます。
迷ったあげくに選んだのは、郷土料理の【ゆんたく】

沖縄は美味しいものや珍味がたくさんあるので、欲張りママには嬉しい悲鳴です！
石垣島ももちろん同じ。
メニューを見ているだけでワクワクしちゃいます。
お魚も美味しそうだし、石垣牛も食べたいし…
子どもたちにも食べられるものも…

ホテルからのサービスで、
『パパイヤのおひたし』が最初に出てきました。
パパイヤって青臭いイメージがあったのですが、食べてびっくり！
ちっとも癖がないんですね。
思ったよりもあっさりしていて美味しいです。
果物って言うより、野菜です。
南国石垣の郷土料理ですね。

で、ママが選んだのは
『石垣牛やわらか煮』
やっぱり石垣牛を食べなくちゃ帰れません！
ステーキもいいけど、娘たちにも食べさせたいのでこれです。
うーん、最高！
口に入れたとたん、とろーり！舌でつぶせそうなくらい柔らかです。
脂身もたっぷりで、とにかく美味しい…
至福のひとときです。

一方、魚大好きなととは
『グルクン姿揚げ』をチョイス。
グルクンとは沖縄県の魚なのだそうです。
まさに、ここでしか味わえないお魚ですよね。
泳いでいる姿を思わせるような姿揚げでした。
思ったよりも大きな魚で、白身の淡泊なお味のようです。

とともママもご飯は
『ジューシー』にしました。
これは沖縄風炊き込みご飯です。
今まで何度か沖縄を訪れているままですが、初めて食べました。
炊き込みご飯大好きママなので、とっても美味しくいただきました。

さて、娘たちはというと…
いつも食い散らかしてもったいないので、二人で一つ
『チャイルドディナー』を注文しました。
足りない分はとととママの取り分けのつもりで…

それが後に事件を引き起こすことになってしまいました。（それで写真も無いのです…）

ディナープレートには2尾のエビフライが乗っていたので、それそれ1尾に分けました。
エビフライ大好きえり坊はあっという間に食べてしまい、さち坊のを欲しがったのです。ところがさち坊は取られる前に…とみている前でお口にパクっと入れてしまいました。
とたんにえり坊号泣！
昼寝もしていないのでかなりグズグズしていたところなので、もう手がつけられません。
「エビほしーい！」と店内に響き渡る大声で泣き叫び、何をあげても治まりません…
仕方なく追加注文。
エビフライはなかったので『車海老から揚げ』です。

届いた品は、殻のまま素揚げした車海老でした。
でも、えり坊は「エビ」ならなんでもよかったらしく、手づかみで丸ごと1尾殻のまま大きな口でぱくりと食べてしまいました。
ようやく満足したらしく、そのままママに抱っこして一瞬で眠りについてしまいました。

ふぅぅ…一件落着？
いいえ、実はこれは序の口で、事件は深夜思いがけない展開を見せたのです！

何とか食事も終わり、部屋に戻るとえり坊はそのままベットで気持ちよさそうに夜の眠りにつきました。
疲れ切ったとともあっという間に夢の国。
あこがれのベットで眠るので興奮していたさち坊も、早朝からの旅の疲れには勝てずあっさりと眠ってくれました。

みんなが寝静まり、ママ一人の時間を楽しめる…そう思いながら、ゆっくりお風呂につかり、夜空を眺めながらお茶でも、と寛いでいいると、突然えり坊がむせかえって泣き出しました！

よく見ると、口の中には夕食の「エビ」が！
ママ、びっくり！
あわてて口の中からエビを掻き出し、抱っこしました。
はき出したからいいものの、喉に詰まったら…と思うとちょっと恐ろしい出来事でした。
当のえり坊は、何事もなかったかのように、ママのおっぱいで口直し？してスヤスヤと眠りに戻っています。

そこまで「えび」が好きなんだね。
なんて、寝顔を眺めながらおかしくなってしまいました。
愛しいえり坊と一緒にママも夢の国で「エビ」をたらふく食べようかな？

長かった石垣島での1日が終わります。

翌朝、ママはなんだかチクチク肌に感じて目が覚めました。
何だろう？
布団に手を入れると、チクッと刺さる感じが…
よくよくみると、なんと、布団の中にエビの殻が散乱していたのです！
驚くやらおかしいやらで、えり坊と二人、朝から大笑い。

石垣島の「エビ」は美味しんだね、えり坊。
ママには一番の思い出になりそうです。

『フサキリゾート　ヴィレッジ』→http://www.fusaki.com/

『石垣島観光協会』→http://www.yaeyama.or.jp/index.htm

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