絵本と自然とこどもーいわむらかずお講演会ー
さち坊もママも大好きな絵本作家の「いわむらかずお」さんの講演会に行ってきました!
とっても有名な方なので、皆さん1度は作品を読まれたことがあるのではないでしょうか。
さち坊が好きな作品は代表作の「14ひき」シリーズや「タンタン」シリーズなどです。ほかにも何冊か我が家の絵本コーナーに並んでいます。
さち坊も行きたがったのですが、今回は地元短大の生涯学習講座の一環として行われたので、参加できるのはママだけ。
うらやましがるさち坊を残してママだけ楽しませてもらいました。
演題は『絵本と自然とこども』です。
こどもは、絵本から想像力を、自然の中から生き物との出会いを通して五感を、育てていくのだそうです。
いわむらさんの絵本は、時には地べたに這って野ねずみの視点で、時には崖からのぞき込み木の上から見下ろす視点で…と自然をよく見てスケッチしたり、主人公たちと同じ体験をし五感で感じたことを言葉で表したりして作られているのだそうです。一つの作品になるまでに3~5年という歳月をかけて取材を重ねるのだそうです。そうやって生まれた作品だから、こどもたちに愛されて読まれ続けているのですね。
さち坊の大好きな「14ひき」シリーズの誕生エピソードも紹介されました。
30代になって「雑木林との再会」したことでイメージが浮かび生まれた作品なのだそうです。テーマは『家族』と『自然』という2つの柱からなり、10匹のネズミたちのきょうだい一人一人の違いが現れるように描かれており、それがこどもたちの共感を得て人気があるようです。
確かに、一つの場面の中で10匹のきょうだいたちの動きや表情をみているとみんな違っておもしろいですよね。
なにより、幸せそうな家族の様子に心温まりますものね。
この他、「トガリ山」シリーズや「かんがえるカエルくん」シリーズなどのエピソードや朗読など、盛りだくさんの内容で、時間がもっともっとあればいいのに…と思うくらいでした。
いわむらさんはとてもユーモアがおありになり、随所に駄洒落をもりこんでのお話で、楽しい講演会でした。
また、ご自身の作品をいろいろな声色を使い分け、身振りや表情の変化も交えて朗読してくださり、聞いているだけで情景が目に浮かぶようでした。
今朝の大地震で新幹線がストップしていたにもかかわらず、急遽タクシーで遠路駆けつけての講演だったのですが、予定通りサイン会まであり、ママは感激!
お利口に(?)お留守番しているさち坊とえり坊のお土産に「14ひき」シリーズの絵本を購入し、いわむらさんのサインをしっかりいただきました!
ママはドキドキしながら「娘が14ひき大好きです!」というと、「いくつですか?」って聞かれてさらに心臓はバクバク!緊張のあまり、すぐには答えられず「えっと…」とどもってしまいました…
帰ってから、娘たちにお土産を渡すと大喜び!
でも、「サインもらったよ!」といっても「それなに?」といまいち興味がなく、ありがたみやママの興奮も伝わりませんでした…
そんなことより、「ママのお膝で絵本を読んで!」と二人で先を争って大変。
まだサインよりママの読み聞かせの方が嬉しいんだね。
それはそれで、ママはちょっと嬉しいよ!
もう少し大きくなったら今日のお話をしてあげたいな。
そして、「いわむらかずお絵本の丘美術館」に一緒に行こうね。
「いわむらかずお絵本の丘美術館」→http://www.ehonnooka.com/
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