沖縄旅行 -その5-
2003年1月4日~6日(2泊3日) -その5-(最終回)
旅の最終日の朝。
ホテルのテラスから海を眺めると曇り空。
ちょっとがっかりだが、人気のないプライベートビーチを二人で散歩。
波の音をBGMに少しずつ明るくなっていく空と海を眺めながら砂浜を歩いていると、日常とはかけ離れた穏やかな気持ちになってくる。心の栄養補給という感じ。
すっかり目も覚め、爽やかな気持ちになった後はホテルの部屋でモーニングサービスの朝食。
窓の外に広がる海を眺めながらの朝食は、新婚旅行(ニューカレドニア)を思い出し、二人して幸せな気持ちをもう一度味わうことができた。
ゆっくりと熱い紅茶を楽しみながら食後のひと時を過ごしていると、窓の外が急に明るくなり、パァッと雲の切れ間から明るい太陽の日差しが差し込んできた。
うわぁ!
海の色が一気に変わり、エメラルドグリーンの南国の海が目の前に広がってきた。そう、沖縄のイメージ通りの海。
もしかして、この天気ならグラスボート運行するかも!
早速マリンスポーツデスクに問い合わせるが、残念ながら今日も運休…
今回は幻のグラスボートに終わってしまった。
でも、日差しとともに気温もぐんぐん上がり、シャツ1枚でも汗ばむくらいなので、マリンスポーツを何かひとつ位はやってみたい!というママの希望でビーチのマリンハウスへ。
できそうなものは…と選んだのが、「アクアサイクル」
海の上を自転車みたいにペダルをこいで走らせるものだ。とともママも初めての挑戦。慣れるまではうまく操縦できなくてちゃんと戻ってこれるか心配だったけど、だんだん自由に走れるようになると楽しい。周りを見る余裕もできて、海の上が心地よくなってきた。
やっぱり沖縄といったら海。
最終日、思いがけず晴天に恵まれ素敵な体験をすることができたことに感謝!
名残は惜しいけど、午後のフライトに間に合うようにホテルに別れを告げるときが来てしまった。
大好きな「紫芋タルト」をお土産にホテルを出発。
途中のコンビニで、お気に入りになった「シクワサー」のジュースを買った後、3日間お世話になったレンタカーともお別れをし、空港へ。
偶然にも、空港では沖縄の民謡と踊り「迎恩の舞」の公演中で一緒に記念写真も撮ることができた。最後に思いがけないプレゼントをもらったようで嬉しかった。
フライト前にソウキソバを食べ最後の最後まで沖縄を楽しんで帰途へ着いた。
このときはこれがとととママの二人きりの最後の旅行になるとは夢にも思っていなかった。
今となっては懐かしい思い出の旅である。(終)
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